エルダ

エルダ混沌の“市”〈上〉 (ハヤカワ文庫FT)

　作者の経歴とか、ハヤカワのいつもの翻訳口調とか、沙村の表紙とか*1にだまされてはいけない。これは明からにスラップスティックファンタジーだ。
　大体、こんなにしょっちゅう登場人物のち●こおっ立てるファンタジーがあったろうか！（笑　あとナイチチの女の子がおまじないで巨乳になって困るとことか、魔法使いの弟子のヘタレっぷりとか、マジでやってるんだとしたらだいぶ頭がおかしいです(笑
　全編を流れる雰囲気はローマ人っぽい国の人とバイキングっぽい国の人が、いがみ合ったり戦争になったりで一見シリアスなように感じるのだが、主役の女の子の行動といい、どう考えても笑わせるようにしてるとしか思えないのですがー。
　ほかに読んだ人の意見が聞きたいトコロ(^^;

*1:それはねーか？（笑