邪魅の雫

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

 読了。夕方6時から飯落ち挟む午前1時くらいなので6時間くらいでしょうか。すごい厚さなのですが、まあ上下巻じゃないだけましです。
 今回のネタは防疫給水部隊ってことで、正直イマイチです。なんで妖怪ネタじゃないんだよぅ(しくしく
 たぶん、ほかのシリーズで妖怪ネタはやれるから、こっちでやる必要はないってことなんでしょうけど。
 
 あと、なんだか今回は関口がまとも、どうしたんだついに壊れたのを通り越してタフになったのか。ていうか、狂言回しが探偵助手の益田と木場修の後輩、青木になってるのが、…世代交代?ってわけじゃないと思うけど、ちょっと目新しかったかも?
 
 今回も事件内容は結構複雑で、特に人がいっぱい出てくるとつらい(笑
 もっとも今回はそこがキモなのでしょうがないか。狂骨の夢では「やられたッ」って所がありましたが、今回はそこまでインパクトがある謎ではなかった。でも混乱したけど(笑
 
 今回は全般的に薄味な感じでした。まあシリーズ中全部濃い味だとキツいので、これはこれくらいでイイかもしれません。