ヲ○ク漫画の系譜

 アニメにやられて買ってしまいまい。

らき☆すた (4) (角川コミックス)

らき☆すた (4) (角川コミックス)

 こなたかわいいよこなた
 以上。

 では芸がないのでアレだ。なんつうか不思議ですな、こなたの言動は明らかに一般的男子ヲ○クのアレなのに、女の子に喋らせるだけでどうしてこう和むのか。
 おそるべき萌え四コマぱわー(笑

 萌え四(そこそこ前にずばり「[rakuten:book:11551045:title]
」ってのもあったが)のネタはまたそのうち*1やるとして、ヲ○ク漫画の系譜をたどってみたい。ヲタク漫画といっても、ヲタクが読む漫画ではなく、ヲタクの生態を紹介する方だ。

 すばりなんといっても最近のヒットは「げんしけん」であろう。

げんしけん(9) (アフタヌーンKC)

げんしけん(9) (アフタヌーンKC)

 本作がアニメにもなったばかりでなく、劇中劇「くじびきアンバランス」がラノベになり、アニメになり、漫画連載もし、なんだかわけわわかめである。
 話はそれた。げんしけんは、主人公のササヤンが大学にはいってからみるみる堕落し、最後は漫画編集者になり、同人作家のツンデレ嫁をゲットするという、ドリーマーなお話である。前半はササヤンの落ちてく様で男の子方面の堕落っぷりを紹介し、後半では主人公あきらかに主人公を喰っている荻上で女の子方面の東京オタク生活謳歌っぷりが披露される。
 脇役もヤバイ高坂、ヘタレ斑目*2、ヨゴレ大野、パンピー春日部、とイイ感じにそろっている。
 いままで四年生とか五年生とか、わりとマジな青春漫画(?)を描いていた木尾士目に何があったのか、と思わずにはいられない一品である。


 いっぽう、マイナーだがヲタ生態としてはもっとリアルなのが「辣韮の皮」だ。

辣韮の皮―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 (1) (Gum comics)

辣韮の皮―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 (1) (Gum comics)

 こっちは高校生だが、中学生でどっぷりヲタだった主人公滝沢君が高校生になって脱ヲタするものの、部員の萩野先輩に一目惚れ&部長の新寺に見初められ(笑)漫研に入る。こっちは四コマである。もちろん萌え四ではない、あえていえば悶えるが(笑

 たぶん作者の阿部川キネコ木尾士目よりりゅうくに年齢(か、ヲタク歴)が近いせいか、こっちの方がリアルだ。ネタも豊富だ(笑


 いずれにせよ、最近あきらかにヲタク市場というのは拡大していて、*3これらの漫画も十分売れる受け皿が出来ているのだと思う。

 たぶん古い部類なわたしは、商業化されたヲタク文化を真の意味では好きになれないと思うのだが、しかし最先端は追いかけるぜ〜だってそれがヲタク(笑
 なのでこなた萌え*4(笑

 そういった冗談はさておき、真にヲタ漫画の最高峰はコレである。

 おおっと表紙が出ないぜ(笑
 まあ、わかる人だけわかる落ちってことで。今回*5は(笑

*1:いつだよ

*2:このヘタレっぷりは婦女子の皆さんにも大人気だと思うのだがどうか

*3:というか拡大してるからアキバがあんなんになっちゃったんだろうけどさ(笑

*4:発生するまではなんでこの言葉がなかったのか、と思うくらい便利だな>萌え

*5:いつもだろう、というツッコミ禁止