ちょっとオススメの

異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

異星人の郷 下 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

異星人の郷 下 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

SF。でも舞台は14世紀ドイツ。ドイツの田舎村に虫虫エイリアンがやってくるという設定。主人公が神父ということもあり、虫虫との頓珍漢な会話が楽しい。たしかに主は高次元存在かもしれんて(笑

SFを楽しめる心と、中世の知識がちょっとあれば楽しめる。というか中世欧州の知識はあればあっただけ楽しいはず。

こちらはそんなにオススメではないが・・・

シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約(ちかひ) (徳間文庫)

シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約(ちかひ) (徳間文庫)

 第11回SF新人賞とかなんとか・・・
 まあ、素晴らしく厨二的。とくに主役の「天夢」がすてき(笑
 ちなみに「天夢」とかいてアムと読むんだぜ。ていうかAMATERASなんだぜ(笑

 本当はタイトルのとおり、シンギュラリティ*1がテーマで、人工知能が人間を超える、というネタがSF的仕掛けなのだが、正直どうでもいい、と思うべきなのか、上手くデコレーションしたのか、と褒めるべきなのか、その辺は難しいかもしれん。

 読みやすいし登場人物も魅力的で面白い作品だと思う。まあ、あなたが硬二病患者でなければ、だが。

*1:日本語では「特異点」いろいろな意味に使われているようだが、ここではAI発達の「特異点」をさす